外資系戦略コンサルタントKAZAMA Hazamaの備忘録

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FUNDINNO(ファンディーノ)の審査に落ちた話

      2018/03/02

そろそろ今年も終わりますね。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回は、日本初の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」の審査に落ちた話をしたいと思います。

 

ファンディーノとは

簡単に言えば、非上場の株を購入できるサービスです。

 

すべての株が上場されているものではありません。

上場会社は株式会社全体の1%程度だと言われています。

非上場の株を購入しようとすると、グリーンシート市場で購入する必要があります。

非上場の株は売買の相手方を探すのが難しく、価格が流動的である点に注意が必要です。

非上場の株に手を出すのはまったくおすすめしません。

 

今回は、どのようなサービスなのか気になったので登録してみました。

審査に落ちた話をする前に、少し勉強したいと思います。

 

適合性の原則

株や投資信託を購入する際には、”投資の適合性の原則”に適う必要があります。

基本的には次の4つの観点です。

  • 知識
  • 経験
  • 財産の状況
  • 投資目的

例えば、投資目的で”元本割れは絶対に嫌だ”のような項目を選んだ場合、適合性が無いとなります。

なぜなら、株や投資信託は元本割れが起こるリスク商品だからです。元本割れが嫌だという人に対して、元本割れの可能性がある商品を販売するのは、適していません。

 

ファンディーノの適合性審査

株式投資型クラウドファンディング業務に関する取扱要領

7 適合性審査
営業審査グループが、顧客管理に関する規程に合わせて当該 投資家に投資について1年 以上の経験があること、当該投資家の金融資産が300万円以上あること、満20歳以上であることの要件に合うかの確認を行い、承認する。

ファンディーノが明確にしている基準は以下です。

  • 知識:記載なし
  • 経験:1年以上の投資経験
  • 財産の状況:金融資産300万円以上
  • 投資目的:記載なし

私は、財産の状況から適していないと判断されたようです。

実は、ファンディーノでは本人確認が終わり、投資家としてアクティベート登録まで終わっていました。

一度承認されたんですが、その判断が覆ったという経緯です。

適合性を満たしていない者に承認を与えたのは、適合性の原則に反していると言えますね。

 

さらに、再度登録申請する際には、公表している審査基準を参考にするよう案内しています。

審査基準を超える申告をするよう暗に案内しているように受け取れます。

 

ファンディーノの気になる点

手数料等の情報が公開されていない点。

上記の件のように、適合性の原則に反している者に承認を一度は与えている点。

 

まとめ

登録できなくて残念。

非上場の株に手を出すのはおすすめしない。

管理体制が怪しい。

クラウドバンクのほうがまだ信頼できる。

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